昔はビデオゲーム好きでいろいろやっていましたがチンクル2やトワイライト・プリンセスがつまらなかったことにショックを受けゲーム離れしていました。
そんで、2017年初めにNintendo Switchが発売されるという報道を見てピーンと来て久しぶりにゲーム機買ってみるかと思ってたんですがどうも評論家や経済アナリストたちの評判もよくなくて発表当時は任天堂の株も下がって、これほどピーンときたのに売れないわけないやんと思ってましたがゲーム評論家の野安氏だけが「ヒットする、しかも大ヒットする、Wiiぐらいヒットする」と大胆な予言をかましてました。この方は信頼できるので「ほらみろ、野安さんも言っとるぞ、わしも言うとる」と自信たっぷりでしたがまさか本当に大ヒットするとは。予想外だったのが「ゼルダの伝説ブレス・オブ・ザ・ワイルド」です。シリーズの停滞から改革を起こして、これがとてつもない評価を得て大ヒット、スイッチ爆発の大きな原因のひとつになりました。
てなわけでSwitch本体以上にピーンと来まくったので取りあえず残りの人生もわずかだけどこの歴史的事象をリアルタイムに体験しとかないと時代を生きた意味がないわと苦労して手に入れて空いた時間にこそこそとやることになりました。もう一年以上前の話です。ゲーム、それも長尺系のゲームをやるのは随分久しぶりのことです。
一年以上経って、まだやってることに気づきまして我ながら呆れます。ただ長い時間やってるだけなんですが、どれくらいやったかというと、これくらいやってます。
このゲームを始めて一年経った2018年の初秋に、コログを全員見つけました。
コログを全員見つけるというのがどれほどのことか、やってない人にはわからないかもしれませんが、結構たいへんなことです。最後の悪者のボスを退治することなんかより遥かにたいへんです。上の地図、ただよく歩いたなという話じゃなくて、足跡が残る200時間内にくまなく歩きコログを探すというそういう何週目かのチャレンジの結果です。
最後の一匹はここで見つけました。タバンタ近くの変な木が生えてる辺りですね。
あまり好きでない土地だったから探索が不十分で、ここのわかりやすいコログを最後に見つけてしまいました。この瞬間、ちょっと涙ぐんだことはみんなには内緒です。最後の一匹を見つけたものだから突如この土地を気に入り、気に入り始めるととことんで、この辺りにしかいないニジイロバトを1時間半もただ眺めていたりするおじいさんになりました。
ゲーマーのみんなは攻略や闘いに萌えたり短時間クリアに萌えたり技を競い合ったりしてるようですが争いごとにも最短コースにも興味がない私はもっぱら草花を眺めたりトンボを捕ったりして余生を過ごしています。
当初予感したとおり「ゼルダの伝説ブレス・オブ・ザ・ワイルド」は事件であり歴史でありました。今時のゲームを知らないのでこれがどれほど革新的なのかわかりませんが、多分相当に突出してるのではないかと思います。昔ゲーマーの昔常識からいうと、ちょっと考えられない作りをされていました。それがどういうところか、語り始めるとうざいので辞めときます。
Switchとゼルダが来る前は映画ばかり観ていましたが、そんなわけで映画を観る回数がすっかり減ったこの一年でした。その代わり会心の作 BaBaQue 出ましたし、やることやってます。仕事ではどえらい目に遭わされてまだ立ち直れてませんがコログがいやしてくれます。
Nintendo Switch 本体 (ニンテンドースイッチ) 【Joy-Con (L) ネオンブルー/ (R) ネオンレッド】
“ゼルダの伝説ブレス・オブ・ザ・ワイルドをやり続けた話” への1件の返信