チルドレンクーデターって何ですか。こういうのです。
概要
チルドレンクーデターは1982年に開始されたバンドで、バンマスホソイヒサトによるユニットとなります。
長期間続いているかのようですが、年月の波の中で活動したり辞めてしまったりしてきましたので密度は薄めです。さほどキャリア感はありません。
1983年にカセットブックが発売されたのでその件で今でも時々話題に出ることがあります。
最新は「自由の恐怖」というCDが発売されています。EP-4オリジナルメンバーでもある鈴木創士氏を交えての渾身の一作ですので必ず買ってください。
「チルドレン・クーデター」という表記をよく見かけますが中黒なしの「チルドレンクーデター」が公式名称です。
音楽
チルドレンクーデターの音楽はジャンルでいうとプログレとかニューウェーブとかチェンバーロックとかだそうです(他媒体からの評価)
特徴は、メロディとリズムがあります(ないのもあります)
フリーインプロヴィゼーションを多用しますがポップでキュートです。
キメキメもあるけど適当感も外しません。
ニッチ向けですが万人向けです。誰にでもお勧め♡
映像
バンマスが作りたがりなので、出し物は映像とセットになっている場合がほとんどです。昔は珍しいことでしたが今では映像とセットだなんて当たり前で陳腐ですらありますから今後はちょっと考えないといけませんね。
略歴
1982年から開始し、83年にカセットブックで「謎の少年楽団」と言われメンバーが内緒にされ、おかげで謎のまま何も起こらずに時が流れた。
1984年以降、ピアニストとジャズドラムが脱退して代わりにロックマガジン系の勝野タカシが参加することによりロックっぽくなる。「観音娯楽大作」「制裁を加える」など派手に動き回る。その後一旦解散。
1987年以降、再び活動。世の絶望をはかなんで「欲情する機械」「Twin Black Buss」など。この時期はゲストや一時メンバーとして絡みのあるいろんな人と共演。その後一旦解散。
1990年以降、再開。過去作品をまとめたCD「マゾ的楽器」発売。この時期の主力はもともとゲストメンバーだった磯田収。
1995年以降、F.M.N.サウンドファクトリーより「puppet reaction」を発売。あれこれ活動の末、法政大学でのライブを最後に解散。
2000年以降、宴会バンドを作ってチルドレンクーデター ver.Booと過去バンド名を付けてしまう。この時期の主力は、これ以降長い主力奏者となるサックスのmahi-mahiと、筒井康隆氏とのトリオ演奏がきっかけで意気投合した生方則孝。「Boo Night」というイベントを行い、青い部屋では戸川先生に褒められた。その後、解散。
2006年以降、90年代の主流メンバー磯田収と再会し、チルドレンクーデターとしてときどき活動することに。
2009年以降、チルドレンクーデターの真の主力奏者であるバイオリンのK子と再開、チルドレンクーデター復活。
2013年以降、EP-4の復活やその絡みのイベントを通して鈴木創士がゲストメンバーとなり、2014年「自由の恐怖」を発表。
2016年以降、メンバー流動化で「チルドレンクーデター【戒】」「チルドレンクーデター unit Y」などと称してセッションバンド化。