突然具合が悪くなって、病院へ連れて行ったら肝臓激悪。まさか肝臓。沈黙の肝臓。沈黙故、症状が出た時には末期的なのだとか。そ、そんな。
みっけのときは「死ぬ」と思って連れて行ったが、今回は「ちょっとしんどそう」程度で「早めに診てもらおう」みたいな気構えだったので全く現実を受け入れられず。
集中治療で即入院。
わしはぽかーん。
とめを病院に置いて家に帰ってきて階段を登って「とめ」と呼びかけてしまった。あ、いない。
とめが家にいない暮らしを今までしたことがない。
みっけがあんなことになった時も、とめはいつもそこにいた。いつも子犬みたいな顔して楽しそうにしていたのに。
これは堪える・・・筈が全然堪えていない。なぜなら現実をまだわかっていないから。
肝臓の異常数値から蘇った人を何人か知っている。とめもその何人かのうちのひとりになるべきである。
足腰が弱ってきたお婆さんではあるが、まだまだ頑張ってほしい。お願いします。お願いします。